そこで、本やScratchサイトの作品集を見ながら同じようなおはなしアニメを作ってみます。
今回作るのは、Bear Goes To Town(おはなしアニメ)。

【Scratch入門】Bear Goes To Town(おはなしアニメ)
Bear Goes To Town(おはなしアニメ)
「むかしむかし」「一頭のホッキョクグマがおりました」とゾウさんが言ったら、ホッキョクグマがあらわれます。
ゾウさんがクマさんに「こんにちは」と言ったら、クマさんは「やぁ、こんにちは」と返します。
ゾウさんは「ダンスしよう」と言ってお互いにダンスを始めます。
Bear Goes To Town(おはなしアニメ)制作のための参考
Scratchプログラミングサイト
Scratchのサイトで「Bear Goes To Town」を検索すると何個か出てきます。
右上の青マーク「中を見る」をクリックすると、出来上がったブロックがスプライトごとに表示されますので参考にしてください。
私が参考にしたのは、上記のペーパーバック「CODING IN SCRATCH」です。
英語で書かれていますが、ほかにもたくさんの実例が載っていてホントに参考になります。
前回おはなしアニメをつくるときに参考にしたHelloScratchさんのサイトもおすすめです。
HelloScratchさんのサイト
さぁ、「Bear Goes To Town(おはなしアニメ)をつくろう」でプログラミングをはじめよう。
「Bear Goes To Town(おはなしアニメ)」で学べる知識
- ループ(繰り返し)
- メッセージ機能
- コスチュームの切り替え(ダンス)
まずは工程をかくにん
Scratchサイトで同じ作品を探して緑色の旗をクリックして動かしてみましょう。
どんなものか完成物を確認します。
そして、どういう順序でつくったらいいか考えてみましょう。
- 背景を入れます
- ゾウとホッキョクグマのスプライトを追加します
- ゾウさんのスクリプトをつくります
- ゾウさんがクマさんにメッセージを送ります
- クマさんはゾウさんのメッセージに応えます
- クマさんがゾウさんのメッセージを受け取ってダンスをするようにつくります
- ゾウさんは「ダンスをしよう」とクマさんを誘ってダンスをします
- バグ(不具合)を修正し完成です!
1 背景を入れます
1.png)
左下の「新しい背景」の一番左の「絵マーク」を選択し、背景ライブラリーの「カテゴリー」「屋外」から「woods and bench」を選択し「OK」を押してください。
2 ゾウとホッキョクグマのスプライトを追加します
スプライトのライブラリーの「動物」から「ゾウ(elephant)」「Bear2(ホッキョクグマ)」を選択します。
2.png)
3 ゾウさんのスクリプトをつくります
「旗がクリックされたとき」を選択しスクリプトエリアに移動させます。
「Helloと2秒言う」ブロックを「むかしむかしと3秒言う」に変えて旗ブロックの下に置きます。
今度は「Helloと2秒言う」ブロックを「一頭のホッキョクグマがおりました。と3秒言う」に変えて「むかしむかし」ブロックの下に置きます。
3.png)
4 ゾウさんがクマさんにメッセージを送ります
前回と同様にメッセージ機能を使っていきます。
「イベント」の「メッセージ1を送る」から▼をクリックし、新しいメッセージをつくります。
「こんにちは!を送る」を作りました。
このブロックを一番下にくっつけます。
4.png)
5 クマさんはゾウさんのメッセージに応えます
今度はクマさんのスクリプトを作っていきます。
クマさんはゾウさんの「こんにちは」に反応して「やぁ、こんにちは」を返したいので、「イベント」から「こんにちはを受け取ったとき」を選びます。
「1秒待つ」を入れたあとに新しく「メッセージ1を送る」から「やぁ、こんにちはを送る」を加えました。
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一度動かしてみます。
これだけだと味気ないですね。
動作も加えたいです。
そこで、ゾウさんのあいさつにクマさんは手を上げて応えることにします。
そうするためには、最初クマさんは手を上げていなくて、ゾウさんの「こんにちは」のメッセージを受け取って手を上げるようにしましょう。
そこで、クマさんの「1秒待つ」のブロックの上に「コスチュームをbear-bにする」を挟みます。
これとは別で「旗」ブロックの下に「コスチュームをbear-a」(手を上げていないもの)を作りました。
5.png)
6 クマさんがゾウさんのメッセージを受け取ってダンスをするようにつくります
前回歩くように見えるためにコスチュームを1秒おいて変えていきました。
これを使ってクマさんがダンスをしているように動かしてみます。
ゾウさんが「ダンスをしよう」とメッセージを送った、というのを前提にして、「ダンスをしようを受け取ったとき」「10回繰り返す」「次のコスチュームにする」「1秒待つ」をつなげていきます。
できたら一度動かして確認してみます。
6.png)
7 ゾウさんは「ダンスをしよう」とクマさんを誘ってダンスをします
クマさんと同じように作っていきます。
「ダンスをしようを送る」「1秒待つ」「10回繰り返す」「次のコスチュームにする」「1秒待つ」を「ダンスしよう」のブロックの下にくっつけます。
7.png)
8 バグ(不具合)を修正し完成です!
旗がクリックしてみましょう。
不具合があったら修正していきます。
今回は特に不具合は見つからなかったので、これにて完成です。
ほかにもScratchサイトの作品集には数多くの作品が公開されています。
気になる作品があったら動かしてみて、どういう風に動かしているか考えたあとに中身を見てみると勉強になりますよ!(^^)!
本「サイバーエージェント公式 こどもプログラミング: 超入門 Scratchでつくろう!迷路ゲーム」
そーっと抜け出せ!脱出ゲームを作ろう/HelloScratchママとキッズのスクラッチ入門
最初は誰だって初心者です。
やりながら順番に覚えていきましょう。
さぁ、プログラミングをはじめましょう。
本「10才からはじめるゲームプログラミング図鑑: スクラッチでたのしくまなぶ」でゲームを作りました。
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