左右の矢印キーを使ってプレイヤーが100m走をします。
片方のキーだけで走れないように不正防止も考えます。
ここでは、キーボード入力の使い方やメッセージの使い方などが学べます。

【Scratch】スプリント100mランナー
スプリントゲーム100mランナーを作る方法を学びます。
あなたはできるだけ早くゴールラインに到達するために、左右の矢印キーを使わなければなりません。
さぁ、【Scratch】「スプリント100mランナー」でプログラミングをはじめよう。
【Scratch】「スプリント100mランナー」で学べる知識
- スプライトをアニメートする方法
- キーボード入力の使い方
- メッセージの使い方
まずは【Scratch】「スプリント100mランナー」の工程をかくにん
- スプリントのプロジェクトを開く
- スタートのカウントダウンを作成
- 走る
- ゴールをつくる
- 最速の人は誰ですか?
- 風景を追加
- チャレンジ 観客を追加
1 スプリントのプロジェクトを開く
スタータープロジェクトを開きます。
オンライン:スタータープロジェクトを開きます。
Scratchアカウントをお持ちの場合は、[ Remix ]をクリックしてコピーを作成できます。
オフライン:オフラインエディタでスタータープロジェクトを開きます。
Scratchオフラインエディタをダウンロードしてインストールする必要がある場合は、rpf.io / scratchoffにあります。
スタータープロジェクトでは、道路とゴールテープが表示されるはずです。
2 スタートのカウントダウンを作成
まず最初に、ゴールテープを地平線(道路上のいちばん遠いところ)に置きましょう。
ゴールテープのブロックをつくります。

できたらテストしてみましょう。
ゴールテープが地平線にちょこっと見えていればOKです。
つぎに、「◯◯と◯秒言う」ブロックを使って、カウントダウンをつくります。
カウントダウンができたら、その下に新しいメッセージ「スタートを送る」をつなげます。

カウントダウンに音(サウンド)を追加しましょう。
3 走る
ゴールテープを動かすことで、プレイヤーが走っているようにみせます。
矢印キーを押したときにゴールテープを移動しましょう。
プレイヤーが100m走るまで、矢印キーを押すようにします。
そこで、新しい変数「きょり」をつくります。
「きょり」の表示は、画面の右上に配置します。

プレイヤーは100m走る予定です。
最初の「きょり」は「0」になります。
「きょり」の「0」設定を、先ほどつくったブロックの「緑の旗」の下にはさみます。

レースが始まったら、プレイヤーは100m走るまでスプリントします。
ゴールテープのブロック

プレイヤーが左矢印キーを押した後にゴールテープが少し大きくなるようにコードを追加します。
「きょり」と「大きさ」は1ずつ増えていきます。

ここまでできたら、一度テストしてみましょう。
左矢印キーを押すとゴールテープが大きくなりますが、道路に沿っては移動しません。

ここを直しましょう。
これを修正するには、キーを押すたびにゴールテープをわずかに下に移動するコードを追加します。
画面の上下はy座標で変更します。

もう一度テストしてみましょう。
こんどは、ゴールテープが道路に沿って近づいてきました。
それから、右矢印キーでも同じブロックをつくります。
「左向き矢印キーが押されたときまで待つ」のブロックを右クリックして、「ふくせい(複製)」をえらびます。

できたブロックの「左向き矢印」を「右向き矢印」に変えて、くっつけます。
「きょり=100まで繰り返す」の中に入れましょう。

4 ゴールをつくる
ゴールテープのコスチュームを見て、コスチューム2に「ゴールテープが切られた絵」があることを確認しましょう。
プレイヤーがゴールしたらコスチューム2に切り替えるようにします。
レースの開始時には「通常の」コスチュームに切り替えるのを忘れないでください。


最後に音を追加するために、「すべてを止める」を「スプライトの他のスクリプトを止める」に変更します。
きょりが100になったら、きょりと大きさのカウントは停止しますが、音は再生されます。

左右の矢印キーのどちらかだけを押すことでゲームが不正にならないようにしましょう。
これを修正するには、ゴールする前に各キーが押されたことを確認する必要があります。
追加する必要があるコードは次のとおりです。

右矢印キーについても同じように。

5 最速の人は誰ですか?
誰が最速でスプリントできるかを確認するために、ゲームにタイマーを追加しましょう。
新しい変数「タイム」をつくります。
タイムは画面の左上に配置します。

ゲーム開始時には、タイムを「0」にします。

ゴールテープのブロックで、下のコードを新しく追加して、ゲーム開始したらタイムを計測するようにします。
タイムを計測し誰が速いのか、きそ(競)いたいので、タイムは「0.1秒単位」にします。

ここまでできたら、もう一度テストしてみましょう。
プレイヤーが100m走るのをタイムで計測してくれるはずです。
6 風景を追加
プレイヤーがスプリントするにつれて、木も動くようにします。
まず、木を配置し、緑の旗がクリックされたときにそれを小さくします。
木のブロックをつくります。

レースが始まると、プレイヤーが100m走るまで木が動くように。
木のブロック

そして、左キーを押して放すと、ちょうどゴールテープのように、木は大きくなり動くはずです 。

一度テストしてみましょう。
ゴールに近づくにしたがって、木が道路に入り込んできました。

木を道路から遠ざけるために、少し左右の位置を動かします。
左右の位置は、x座標で変更します。

右矢印キーについても同じことをする必要があります。
ゴールテープと同じように、「左向き矢印キーが押されたときまで待つ」を右クリックし、「ふくせい(複製)」をつくります。
ふくせいの「左向き」を「右向き」に変えて、「繰り返す」の中でくっつけます。
木のブロック

7 チャレンジ 観客を追加
プロジェクトには観客のスプライトがいくつか含まれています。
ステージ上に表示するには、「表示」アイコンをクリックします。

必要なコードは、すでにゴールテープや木に追加したコードと非常によく似ています。
ここは、自分で考えて動かしてみましょう。
https://kodomocode.net/catch-the-dots/
最初は誰だって初心者です。
やりながら順番に覚えていきましょう。
さぁ、プログラミングをはじめましょう。
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